安全を判断するのはだれ 小平市議会議員 苗村洋子
活動報告バックナンバー バックナンバー一覧 ホーム

印刷用ページ 印刷用 (別ページで開きます) 戻る戻る   進む進む
2007 年 8 月 8 日    
安全を判断するのはだれ

 最近、なんだか逆説的な考えがよく浮かんできます。食べものの安全性の問題で、偽装表示はもちろんいけないことだし、賞味期限切れのものを使うなんてとんでもないことです。あまりにもひどいことが次々と起こるもんだから、事業者への非難と同時に、チェックできなかった行政への攻撃もじゃんじゃんされています。ホントにそのとおりだよなと思う反面、それでいいんだろうかと思うのです。
 ファーストフードやコンビニでは、賞味期限を数時間過ぎた商品は捨てられごみになるそうです。そして、それが安全安心のブランドとなるとか。
 わたしは、家で「鉄の胃」と呼ばれています(笑)。たいがいのものは期限切れでも「大丈夫よ!」と食べてしまうからです。腐ったものやカビの生えたものは、臭いや味でわかりますし(そこまでは食べません!)、そういう判断をすることが生活には必要だと思っています。でも、家族からはわたしの「大丈夫」が半信半疑で見られており(なんたって「鉄の胃」ですから)、「やめたほうがいいよ」と囁く声もときおり聞こえます。
 つまり、商売においてはきっちりやらなくちゃいけないのは当然で、そこは家庭内での選択とまったく違うのだけれど、わたしたちの判断能力が衰えてきているのとあわせて、最近あまりにも判断を他人に委ねすぎていないだろうかと思うのです。
 例えば、公園の遊具や水場など子どもが遊ぶ場所で禁止事項が多くなるのは、事故が起こったときに行政が責任を問われるからです。子どもがのびのびと自由に遊べるような場にするためには、自律的な判断が必要です。もちろん安全性に気を遣うのは当然で、遊具のチェックなどはすべきなのですが、ベタベタたくさん禁止事項を設け柵をめぐらすことは、結局利用者が自分で判断しないことにつながります。
わたしたちがめざす自治のしくみは、個人個人の判断を紡ぎ合わせてつくり出すものです。食べものの安全も遊び場の安全も、遠い誰かに判断を委ねすぎないことが大切なのではないかと思います。



バックナンバー 最新20
112 小平特産ブルーベリー
103 議場をリュックが飛んだ
921 9月議会の一般質問
918 代表質問で言いたかったこと
916 六ヶ所再処理ストップの意見書は不採択
99 9月定例議会
92 調布の水めぐり
91 地下水保全条例をめざすシンポジウム
87 駅前対決?!
77 6月議会報告
75 秦野市の水の豊かさは自然条件だけじゃない!
71 東京水道と小平市の水道事業
69 わたしたちのパソコンのゆくえ
62 6月議会一般質問
513 歩くと見える景色
422 道路特定財源をめぐる3月議会の議論
414 オバサンには理解できない
48 3月議会 一般質問
314 出生の秘密(?)は定休日
223 身近な水道水
215 どうして止まらないんだろう?

バックナンバー一覧へ 一覧へ戻る ホームへ ホームへ戻る 戻る戻る   進む進む
当サイトの著作権は小平市議会議員 苗村洋子 にあります。