2007 年
8 月
9 日
30年つきあった扇風機
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この暑いさなか、わが家の扇風機がついに壊れました。うちにはエアコン(クーラー)がないので、団扇をバタバタさせながら、これで過ごすのはとても無理と、その日のうちに電気屋さんに走りました。 壊れた扇風機とは長いつきあいです。高校時代の友人が大学生のとき下宿で使っていたもので、彼女が卒業して実家に帰るとき、東京に残ったわたしに置いてってくれたのです。だから、30年以上現役だったことになります。あの頃は貧乏学生が多く、持っていた家電製品は電気コタツ、ラジオ、電気釜、トースターぐらいでした。なんとか冷蔵庫がほしいと思っていたら先輩からもらえることになって、リヤカーを借りて(免許もクルマも持っている友人はいなかった)運んでもらいました。たまたま隣の部屋に電気専門の学生が住んでいたり、オーディオ好きの友人ができたりして、テレビ、洗濯機(共用で使っていいよと)、ステレオと、使える家電製品が増え、扇風機もやってきたのです。そう言えば、普段使っている皿にも似たようなつきあいのものがあります。こっちは高松(香川県)出身の友人が卒業時にくれたものです。 ものを長い年月使っている(特にだいじにしてるわけじゃなくて、たまたま壊れずにつきあいが長くなった)と、そのものにまつわる思い出やエピソードが、なにかしらあるものです。残念ながらわたしには、お気に入りで手に入れたもので長く使っているものはありませんが、そのため逆に執着はないけど愛着が出てくるのかもしれません。30年つきあっている2枚のお皿も、どうということはないけど使いやすい大きさ・形状で、毎日使っています。 新しい扇風機の風にあたりながら、いろんなことを思い巡らしたのでした。
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